8月ただの観光旅行記 ~DAY 1~
平成ももうすぐ終わるからとかそういう理由ではないですが、今年は8月にそこそこの期間をかけて自家用車での長旅に行ってまいりました。時期的にお盆が絡むハイシーズンというのがあり、なんとなく気ままに転々とする旅というよりも事前に計画と宿の手配をしてから行うような感じの旅です。
一応、釣り用具と最近仕入れた折りたたみ自転車を積んだりしたのですが、果たして彼らの出番はやってくるのか……!?
さて旅行初日、朝9時頃に自宅を発ち、山口県西北部の「角島」を目指して車を走らせます。なお旅コーディネート兼ナビゲーション役ワイ、朝からお茶以外体に入れたくないほど体調がクソ悪い模様。
ひとまず無事に関門海峡を越えて、山口県の郷土料理である瓦そばを食べるため川棚温泉にある「たかせ」へと向かいます。
入店は11時を少し過ぎた頃でしょうか、駐車場には既に県外ナンバーなども含めてそこそこの数が停まっていました。タイミングが良かったのか自分たちは待ち時間もなく二階席に案内されます。
これまた提供にほとんど時間もかからずに登場、川棚温泉名物の「瓦そば」です。(画像は二人前ですが、ちょっと食べかけです)
熱した瓦の上ですこし焦がしてパリパリ食感をつけた茶そばを、錦糸卵や甘辛く煮込んだ肉や小ねぎにもみじおろしなんかの薬味たちといっしょに、あったかいつゆに浸していただく感じのものです。
これがまた店舗ごとのクオリティ差があまりにも大きくて、本家である川棚周辺の有名店であればそう問題はないかと思いますが、例えば隣県である福岡あたりで瓦そばを提供しているお店だと、場合によって素材から(悪い意味で)別物レベルのものを同じ値段くらいで提供されたりします。今のところの経験だと、現地である川棚温泉で食べるのが間違いないかなあという印象です。「お多福」とかも美味しかったし。
さて、瓦そばをいただいてから我々は海沿いの道を北上していきます。天気に恵まれたこともあり、山口県西岸の海は非常にきれいな青を醸し出します。
立ち寄ったのは「道の駅 北浦街道ほうほく」。
なんか、ほっくんとかいうマスコットキャラクターがいました。目が虚無。
「好きなこと・・・頭をなでられると元気になるよ!」とありましたので、彼は男根のメタファーであるのかもしれません。
思いのほかこの道の駅自体もかなり盛況で、ちょうどランチタイム頃とはいえども、にわかにごった返すくらいのお客さんがいました。ひとまず自分たちは休憩がてらお土産処を冷やかすだけにして、それから再出発。
ある意味で初日の目的地といえる「角島大橋」までやってきました。
晴天のおかげで、ここの自慢である遠浅のエメラルドグリーンもきっちり拝めました。角島大橋を眺めるのにはかなり良いコンディションだったんじゃないかと思います。
それから、長門のほうにある「元乃隅稲成神社」へ向かいました。
以前はややマイナースポット扱いでそうでもなかったのですが、最近は海外メディアの露出も増えたみたいで、国外からの観光客を乗せたツアーバスなんかも乗り入れて、平日とはいえ写真を撮るにも苦労するくらいにはたくさんのお客さんがいました。
自分も同行者も人混みが苦手で共通しているので、要点だけ押さえるぞ程度で早々に神社を抜けてさらに東のほうへと車を進め、初日のお宿「リゾートホテル美萩」へ。
海沿いのホテルとは聞いていたのですが、この距離感で砂浜があるのはなかなかにテンションが上りますね!
部屋のテレビなんかも点けずにいると潮騒の音色が耳に寄せてきて、それだけで船を漕ぎだして微睡んでしまいそうです。
海水浴客だけでなく、すこし離れて浜のほうで釣りをしているひとなんかもいて、体調が万全なら竿を出したりもしたのでしょうが、ここでは断念。結局夕食の時間まではのんびりするくらいのことしかできずに初日がほぼ終了しました。
ここのホテルは確か、テレビのサイズが50くらいあってビビった記憶があります。
写真はお宿の夕食です。甘鯛や地元の名産豚のメニューなどを満喫してとても良かったですねえ。
いやあ、山口県には美味しいものがいっぱいありますね。
せーの、次回もいっぱい美味しいぞい!(釣りはしねえのかお前)
さて、次回はDAY 2、萩から宍道湖編です。わたしが色々やらかします。(その引きでいいのかお前)