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お客さんもどっと混みませんなガハハ

対馬釣行記 ~DAY 3~

DAY 3 2018年4月12日 天候:晴れ

 あらかじめ謝っておかねばならないことがある。
 この日は……一切、釣りをしていない。
 ということで、ここからはただの旅行記になりますぞい!

 前日に深夜まで釣りをしたために、就寝は日付も変わった2時前ほど、それから5時間ほどの睡眠を経て7時台に起床する。隣で寝てる友人は普段昼の仕事のくせに大体俺より起床が遅いということに気づかされて釈然としない。民宿の朝食まではまだ時間があるので、ひとまずシャワーを浴びる。
 シャワーを浴びたあと、時間ギリギリまで寝てる友人にメシの時間と声をかけてから宿の食事処へ。安心するような和朝食メニューを頬張りつつ、宿のご主人の話を聞く。
 北側にある比田勝に特化した事例かも知れないが、最近は日本の本土からよりもアクセスしやすい韓国から観光にくるひとが多いらしく、宿のひと曰く宿泊客の九割は韓国からの観光客だそうで、その話を聞きながらおもしれーと思う。実際に街を見ても、地元というよりは海外のひとだよなあという容貌のひとが多く、それこそ9:1を上回るくらいに海外のひとの多さに対して町中を歩くジモティを見なかった。
 偶然か、旅行の数日後に地方新聞で対馬の外国人観光客の増加とキャパの不足について書かれた記事が載っていたのだけれど、本当にその感じで、対応できるのか不安になるくらい人口比が逆転していた。

 さて、無駄話が多いけれどもこれは釣りしてないための尺稼ぎです。

 朝食もぐもぐしているとやや遅れ友人がやって来て、彼が遅れた分早めに朝食を終えると、前日の会話で「今日は釣りなしで」という話になっていたこともあり、今回使った釣具の洗浄タイムということで、民宿のシャワーを使い旅の疲れを拭ってあげたあと、荷物と旅のゴミをきっちりまとめて友人を待つ。ほどなくして友人が合流して自分と同じように釣具の洗浄をはじめることに。自分は適当に旅写真の整理をしながら歯を磨いたり、旅の荷物を予め整理する。

 こちらの準備が終わるとしばらくして友人も出立できるとのことで、目的地へと車を進めていく。対馬野生生物保護センター行きたい気持ちもあったのだけれど、最後まで、「でも、こいつ俺の地元(福岡市動物園で)繁殖してるし、なんなら福岡で見れる……」みたいな気持ちが勝って、最後まで足を向けませんでした。行ける機会だけなら多分二泊三日で五回くらいありました。なんだろうこれは貧乏性かな。 

 自分の運転で上対馬をひたすらに南下していく。
 友人がおみやげを買いたいと言っていた豊玉町でブツを購入すると、本日最初の目的地「和多都美神社」に。

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リアス式海岸で遠浅の海に浮かぶ鳥居が自慢の神社です


 すごい良いところではあるんですが、韓国からのバスツアーががっつり来ている兼ね合いで、韓国からのお客さんと日本人が9:1という比率になっております。
 神社からもう少し山側へ向かうと、烏帽子岳展望台というところにたどり着きます。対馬中部はかなり複雑なリアス式海岸の地形をしており、同時に切り立った部分の多い土地なのですが、その辺を垣間見ることが出来ます。

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きれい

 ここもやはりバスツアーの観光客が多く、人混みが苦手な我々はさっさと車に戻りフェリーの方へと車を進めます。釣り旅行と決めていたこともあって、観光用の弾をあまり用意していなかったのが痛いですわね。
 対馬の有名スポットである万関橋を越え、空港付近も通り過ぎ、長い運転ではありながらさりとて大したエピソードもなく、フェリー乗り場のある土地、厳原へ。

 到着したのが13時頃、朝食からしばらく空いたこともあって適当な店に入る。
 友人はオムライス、俺は五島産の海産物を活かした天丼を注文。
 食事後、どちらも「まあ微妙」という感想。天丼の量はなんなら減らしていいので、衣が厚くなければなあと思う俺であった。
 食事をしてもまだ時間はあるようなので、ちょっと目立つように立っていた神社へと車を走らせる。

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厳原八幡宮神社

厳原八幡宮神社」駐車場から眺めると、三方向へと放射状に階段が伸びていて面白い神社です。祭神とかご利益にはこれといって興味はないものの、久しぶりにお手水場の少女に会えてうれしかったとのことです。

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前に見た子が緑色だったので、これは2Pカラーであると思われます

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 名も知らぬシュールな公園でさらに時間を潰し、レンタカーを返したのちフェリー乗り場へ。
 今度は時間に余裕を持っていたので、これといったトラブルもなくスムースに乗船。

 船内でもう一度冷食自販機にチャレンジして福岡に到着すると、今回の対馬遠征終了とあいなりました。

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今度はきちんと熱が通っていた

 全面的に失敗とは言わないまでも、計画としても釣果としても立ち振る舞いとしても反省点は多く、最終日を釣りにしないならしないでもうちょっと観光としてどうにかできたとか、二日目までの釣りがやや遠距離で釣り場変えていくロスも釣果を厳しくした一因だなあと思うし、まあなにより、積んでいく荷物は半分くらいで充分だなあという体感があったので、次回遠征の機会があれば活かしていきたいと思った俺なのであった……。

 とりあえず今後は、春の間エギングしつつも夏が近づいたらショアジギングに移行すると思われます。まあ間になんか遠征が入るかも知れませんが、どうせへたくそなのでそんな釣れんじゃろ。

 せーの、次回もあんまり釣れないぞい!